MacBookのヒラギノフォントProとProNの違いから学ぶ
OSX 10.5 Leopardをインストールしてフォントを確認してみた時、すぐに気付いたのがヒラギノフォントの種類が2倍に増えているということ。「わーい」と思いながら書体を確認してみると、何だか同じ種類のフォントが二つずつ(ProとProN・StdとStdN)入っている。
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- この時は字体(形)が変わっていることに気付かなかった...。
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どうしてデザインが同じ書体が二つずつ入っているのだろうと思いながら、その後、特に調べることもなく、現在まで違いを意識することなく、その時の気分で適当に使っていた。(またしても無知を晒してしまった...。)
そして、前回の日記でことえりに関連することを調べているうちに、ようやく謎が解けた...。何と!字体(形)が変化している文字があったのだ。(あ〜、今更気付いた...。)
詳しくは以下のページを読んで確認できた。(感謝です!)
それにしても何故このような一部だけ異なるフォントを二つ用意する必要があったのか、以下のページ、およびその関連ページを読むと非常に興味深い。
MacOSX10.5Leopardでは、ユーザーがフォントを選択することで、新規格と旧規格の字体(形)の違いを選択できる余地を残してくれたようだ。
ちなみに、Windows Vistaでは新規格に統一された模様。(もちろん、自分で旧規格のフォントをインストールすれば対応できるのだと思う。*1)
文字というのは文化を表現する重要な要素なのだけど、それをコンピュータの世界に取り込む過程で何らかの妥協を強いられた経緯が見えてきた。ProNあるいはStdNは、より妥協しないレベルのフォントを目指したということなのかな。(完全ではないけど。)
状況が許す限り、なるべくProNあるいはStdNを利用することにしてみる。(ちょっと心配なのが、書く時は変換されるので簡単だけど、果たして読む時にちゃんと読めるか?KY○○とか言われないように自分も正字体に対応しておかなくては...。)
素晴らしい!
*1:でもフォントって、OSと同じかそれ以上に高額な商品なので、最初から新旧の両規格がインストールされていた方が嬉しい。