MacBook Air 11インチの応募

MacBook Air 11インチ欲しい!
念のため、応募しときます。

発端

先日、店頭でMacBook Air 11インチを触った。なんと、初めて。今まで、触ったら欲しくなって買ってしまうだろうな、という思いがあって、敢えて遠ざけていた。しかし、偶然にも自分の目の前にMacBook Airが現れたので、これはもう触るしかない。30分ほど集中して試用してみた。

反応スピード

一番気になっていたのは、1.4GHzという動作周波数で、果たして今のMacBook白と同等のキビキビした操作環境になっているのか?ということだった。
触ってみた感想は...

  • 1.4GHzでも全く問題なし。
  • MacBook白と同等に快適に感じた。
  • 動作周波数は、OSの操作感とはあまり関係ないのだろうか?

メモリ容量

次に気になっていたのは、メモリの容量が2GBで大丈夫か?4GBにするべきか?という思いだった。(基盤に設置されるので、後から増設・交換できない)今使っているMacBook白は4GBのメモリでもスワップ処理が発生している。スワップ処理が多発するとレインボーカーソルが回り、操作に対する反応が異常に遅くなる。イライラする。できることなら8GBにしたいのだが、残念ながら自分のMacBook白の仕様では、最大6GBまでしか認識してくれないようだ。
そんな思いがあるので、2GBなんていう笑っちまう容量(一昔前なら莫大な容量に感じていたのだが)で、果たして大丈夫なのか?多数のアプリやバックグラウンドプロセスを起動して、ブラウザのタブ開きまくりの使い方ができるのだろうか?と考えていた。
触ってみた感想は...

  • 2GBでも全く問題なし。
  • 可能な限りのアプリケーションを起動しまくり、Safariでタブを開きまくったが、なかなかスワップ処理が発生しない。
  • タブを70枚以上開いたところで、ようやくスワップ処理が発生したようだが、レインボーカーソルは回ることがなかった。
  • なんだか自分のMacBook白よりもメモリを節約して利用しているような気がする。
  • そういえば、所有しているもう1台の初代MacBookはメモリ2GBなのだが、同じアプリケーションを起動している状況では、メモリ4GBのMacBookよりもメモリ使用量は少ない。
  • もしかしたら、MacBookは搭載メモリが増えると、メモリを富豪的に利用してしまうのかもしれない。
  • メモリ2GBという厳しい環境だと、メモリを節約しながら利用するのかも。
  • そういえば、iPhoneiPadは遥かに少ないメモリ、低い動作周波数でそれなりに快適に動いている。(不思議)


懸念すること

  • アプリケーションを開きまくった状況では、一向にスワップ処理が発生する気配がなかったのには驚いたが、
  • iTunesiPhotoのライブラリにはほとんど曲や写真・映像が入っていなかった。
  • 実際に5000曲や10000枚以上のデータを入れて使った時に果たしてどうなるのか?気になるところ。

画面サイズ

全体としては、MacBook Airの方が広いのである。しかし、縦方向は768ピクセルで、MacBook白よりも32ピクセル短い。32ピクセルとは、およそメニューバーの1.5倍の高さ。最近ワイド画面化が加速し、そんな中でさらに32ピクセル縦方向が短くなるのは辛いかなと考えていた。
触ってみた感想は...

  • やはり、縦の短さは感じるが、想像していたよりも悪くはない。
  • 1366:768 ≒ 16:9 に近くなるのだ。
  • ちなみに、13インチモデルなら 1440:900 = 16:10。これなら今までと同じ縦横比で広くなる計算だ。
  • 自分の理想は、11インチで1920 x 1200。そうなるのはMacBook AirがRitenaディスプレイ化する時か?

ストレージ

  • 旧来のHD(ハードディスク)は、SSDフラッシュメモリ)に置き換えられた。
  • 11インチモデルで標準64GB、最大128GBだが、少ない。
  • 13インチモデルで標準128GB、最大256GB。これなら許せる。

しかし、これは考え方の問題かもしれない。自分のHD使用量の内訳を見ると、ほとんどが音楽・写真・映像のファイルだ。それらを差し引くと、64GBで収まってしまうかもしれない。128GBなら余裕を持って使えるはず。今はTime Capsuleもあるし、その他のネットワークストレージも安価である。大容量のデータは外部HDに保存して、高速な無線LAN(IEEE80211n)を通してアクセスするべきなのかもしれない。そう、家庭内クラウド化で解決するかも。

また、HDがSSDに置き換えられたことで、アクセスが高速化したらしい。さらに、SSDは基盤に直接設置されることで、さらなる高速化に貢献しているらしい。(つまり、SSDの交換や増設はできないということ*1

  • スワップが発生しても、レインボーカーソルが回らず、快適に操作できるのは、SSDによるアクセス高速化が貢献しているようだ。

所感

  • 30分触った感想は、素晴らしいの一言に尽きる。
  • 多くの人に支持され、売れている理由が体感できた。

しかし、実際のところは、今のMacBook環境をそのまま移行して、一週間くらい日常的に使ってみないと、分からないことも多い。果たして...

  • 1.4GHzで大丈夫か?
  • 2GBで不足ないのか?
  • 64GBでもうまく使い回せるか?

果たして、自分にとって十分なスペックなのか?気になる...。

*1:補償対象外になるが、裏蓋を開けてSSDのメモリモジュールを差し替えることは簡単にできそう。