MacBookのメモリを6GBに増設してみた

最近、メモリが安い!

この日記を書いている時点で、5000円を切っている。8GBで...。

  • 今から十数年前の iMacPowerBook は、ハードディスクが6GBだった。
  • ちなみに、CPU動作周波数 = 333Mhz・400Mhz、搭載RAM = 32MB・64MB。(単位はGでなく、約1/1000のM)

すごい時代になったもんだ。今のメモリ搭載量は、十数年前のハードディスク容量より大きいのだ。しかも安い。

DDR2とDDR3の互換性なし

こうゆうのを見ていると、常にメモリ残量が気になる自分のMacBookにも欲しくなる。思わずポチりたくなるが、それはダメ...。白MacBook 2008 late モデルのメモリ規格はDDR2。お買い得なのはDDR3。2と3の違いくらい大したことないだろ、と思ってしまうが、互換性はまったくなし。そもそも、ピンの数が違っている(200ピンと204ピン)ので、メモリスロットに差し込むことすらできないと思われる。

メモリ最大搭載容量

どこかにお買い得なDDR2は、ないのか?そう思って検索すると、予想外にあった!

DDR3に比べればGB単価は倍かもしれないが、容量は半分なので、魅力ある同じ価格だ。そもそも、白MacBook 2008 late モデルのメモリ最大搭載容量は、6GBらしい*1。だから、4GBが1枚で十分なのだ。

デュアルチャンネル効果

ちょっと心配なのは、メモリのデュアルチャネル効果がなくなってしまうこと。しかし、ベンチマークの結果を見る限り、それほど大きな差もなく、たぶん体感できない違いだろう。


ここまで分かってしまったら、もう押さえは利かない...。ためらいなくポチっている自分がいた。

メモリ到着

  • メモリが届いた!

  • ちなみに、以下は今まで使っていた2GBモジュール。


CL値が違っている。(上CL6・下CL5)大丈夫かな?

MacBookに取り付け

取り付けは、バッテリーを外して、ネジ3個を外せばアクセスできる。5分で完了。

メモリのスペック

PC2-6400(DDR2-800)とPC2-5300(DDR2-667)の違いはあるが、これは互換性あり。
MacBookにはPC2-5300(DDR2-667)と認識され、低い性能で動作した。

メモリの認識

  • バッテリーを戻す前に、動作確認のため起動してみた。
  • 「ジャーン」の起動音が鳴って、あっけなく起動した。
  • そして、システムプロファイラでメモリの項目を確認してみると...

4GB+2GB=6GB 認識された!(ホッとした!)

所感

Safariで1.5GB使用しても、2GBの空き!

  • メモリ不足にイライラしない。精神衛生上もよい。
  • デュアルチャンネル効果はなくても、まったく気にならない。
  • スワップ処理が発生しないことが大事。快適な環境になった。


ちまちましたメモリ解放作戦も展開してみたが、メモリの増設ほどの効果はなかった。


解放するなら増設して! by MacBook

6GBで足りるのか?

  • 今までの4GBでなんとか遣り繰りする感覚が身体に染み付いているうちは、2GBの余裕はかなり嬉しい。足りている。
  • しかし、6GBの環境に慣れてくると、多分そのうち贅沢になると思う。
    • ブラウザを同時に複数起動したくなると思う。(今までは、ぐっと堪えてなるべく一つだけ起動するようにしていた)
    • iTunesiPhotoを常時起動しておきたくなると思う。(今までは、使う時だけ起動して、使い終わったらすぐ終了させていた)
    • ブラウザのタブを今よりたくさん開きたくなると思う。(今でも常時40タブ以上と多い?のだけど)

多分そのうち6GBでも足りないと思うようになるだろう。

  • 仮に8GBにしたとしても、似たようなものだろう。
  • iMacで12GBとか羨ましすぎる。(これくらいあれば、当分はスワップ作らなくて済みそう)

いったい何十GBあれば満足できるのか?果てしない贅沢にはキリがない...。



Safariのプロセスが合わせて3GB近くまでメモリ使用中...。

  • Safariよ、どんだけ大食いなんだ...。
  • これじゃ4GBの時と大差ない?

*1:検索してみると、8GB搭載しても4GBしか認識しないとか、不安定になるという報告がヒットした。EFIファームウェアのアップデートで8GB搭載可能になったという情報もあるが、おそらく白ポリカーボネートではなく、同時期に発売されたアルミニウムMacBookの話しだと思う。