再び、MacBookのHD崩壊...。
またもや、突然MacBookが起動しなくなってしまった...。症状は前回と全く同じ。
- 起動中に一切の操作を受け付けなくなる。(コマンド+ctrl+電源ボタン等も無反応)
- 仕方なく、電源ボタンを押し続けて強制的に電源をOFFにした。
- 電源ボタンを押すと「ジャーン」の起動音は鳴るが、HD(ハードディスク)を認識しない。
- つまり、HDが物理的に壊れてしまった状態だ。
前回の修理でHD交換してから1ヶ月も経っていないのに、再びこのような状態になってしまった...。短期間に2度もHDが物理的に壊れるとは、確率的には非常に低いはず...。これでは、このHDメーカーの製品の信頼性を疑ってしまう。または、MacBookがHDに何らかの悪さをしているのではないかと疑いたくなる。今まで、PowerBookG3、G4と使ってきたが、このような故障とは無縁だった。このMacBookだけはハズレなのか、残念...。
修理は、前回と同じくアップルストアのジーニアスバーに持ち込んだ。前回の修理から1ヶ月も経たないうちに同じ箇所が壊れているので、対応は迅速だった。休日の午後の混雑する時間帯にも関わらず、2時間ほど待たされて、新しいHDに交換。すぐ持ち帰ることができた。ただし、HDの内容は工場出荷状態だ。またもや奇麗さっぱり、無くなった...。
しかし、今回はちゃんとバックアップをしていたのだ。.MacからダウンロードできるBackupというアプリでほぼ毎日、ホームフォルダを差分バックアップをしていた。今回はスムーズに復旧できそうな予感。(HDが壊れた日の作業だけは無駄になってしまったが。)
MacBook復旧への道程
- HD初期化後、OSX10.4の新規インストール。
- 念のため、自分自身でHDを初期化して、再インストールした。(信じられるのは自分自身の目で確認した操作だけだ。)
- ソフトウェア・アップデートでOSX環境を最新の状態にする。
- ネットワークが遅いため、このアップデートに時間がかかる。夜寝る前にアップデート操作して、朝起きた頃に終了している。
- 時間が経過しても、スリープしない設定にしておくべき。
- 面倒なのは、再起動後さらにアップデートが必要なこと。
- .macの同期で、ブックマークやメール環境を復旧する。
- 自分の利用環境で必須なアプリケーションのダウンロード、インストール。
- ホームフォルダのバックアップを復元する。
反省と今後のバックアップ
今回は、ホームフォルダのバックアップのおかげで、復旧はストレスなく、スムーズに進んだ。(作業時間は3時間くらい)しかし、思ったよりも時間がかかってしまったのが、アプリケーションのダウンロードだ。ダウンロード先のページを検索したり、RadRailsを日本語化したりで、手作業が多くなってしまう。今後は、よく利用するアプリケーションだけはバックアップしておこう。(Apple製以外のアプリケーション)
また、プリンタードライバやSubversionなどは、インストーラーを利用してアプリケーションフォルダ以外にインストールされる。そのようなアプリケーションは、インストーラーをバックアップしておくことにした。
それから、システム環境設定なんかも、インストールの度に設定するのは面倒だ。/ライブラリ/Preferencesフォルダもバックアップしておくと良いかもしれない。
バックアップ項目を細かく設定するのは面倒なので、HD丸ごとコピーでバックアップするという考えもある。しかし、それでは毎日バックアップするには、差分バックアップでもチェック処理に時間がかかりそうだ。
- 時間がかかると、毎日の作業が面倒になる。
- そうすると毎日じゃなく、1週間に一回にしたくなる。
- そのうちバックアップをやらなくなってしまう...。
そんな経験...というより性格から、毎日のバックアップは復旧に困らない、必要最小限にしておく。今の使い方で、この設定なら、MacBookのバックアップにかかる時間はほんの1、2分だ。今なら、いつ壊れても大丈夫な気分。でも、壊れて欲しくはないけど...。もし、もう一度壊れるなら、一年保証の期限内に壊れて!という感じ。こうなったら、バックアップを楽しみながら技を磨くことにする。