Instant RailsでRails環境を整える。

古いパソコンにInstant Rails1.4をインストールした時に、ちょっと手こずってしまったのでメモ。

Rails1.1.6、sqlite3が利用できる環境を目指して...

InstantRailsのインストールと確認
  1. InstantRails-1.4-win.zipをダウンロードした。
  2. ダブルクリックして解凍。解凍されたInstantRailsフォルダをC:\に移動した。
  3. サンプルアプリケーションのcookbook起動してしてみる。
    1. 上記InstantRailsフォルダ中の、赤いIマークのInstantRails.exeをクリックして起動する。
    2. 開いたウィンドウ左上の[I]ボタンをクリックして、Rails Applications => Manage Rails Applications...を選択。
    3. cookbookにチェックマークを入れて、[Start with Mongrel]ボタンを押す。
    4. コマンドプロンプト画面が開く。起動処理に暫し時間がかかる。
    5. ** Use CTRL-C to stop.まで表示されたら...
    6. 同じマシンのwebブラウザhttp://localhost:3001/recipe/listにアクセスしてみる。以下のようなページが表示されたらOK。ちゃんと動いている。


  • ついでに、コマンドプロンプトからも便利に使えるようにPathを通しておく。
    1. [スタート]ボタン => 設定 => コントロールパネル => システムを選択。
    2. [詳細]タブを選択して、[環境変数]ボタンを押す。
    3. 下段のシステム環境変数から、Pathを選択して、編集ボタンを押す。
    4. 変数値の最後に、「;」セミコロンで区切って、「C:\InstantRails\ruby\bin」という文字列を追加。
sqlite3をインストール
  • [スタート]ボタン => プログラム => アクセサリ => コマンド プロンプトを選択。以下のコマンドを入力する。
  • gemの使い方については、RubyGems の使い方 - WebOS Goodiesがとても参考になりました!
gem install sqlite3-ruby
  • 以下のように選択を求められるので、1、return。(sqlite3-ruby 1.2.1 (mswin32)を選択した。)
Select which gem to install for your platform (i386-mswin32)
1. sqlite3-ruby 1.2.1 (mswin32)
2. sqlite3-ruby 1.2.1 (ruby)
3. sqlite3-ruby 1.2.0 (mswin32)
4. sqlite3-ruby 1.2.0 (ruby)

...(途中省略)...

15 Cancel installation
>1
  • しばらくして、以下のようなメッセージが表示されてインストールが完了。
Successfully installed sqlite3-ruby-1.2.1-mswin32
Installing ri documentation for sqlite3-ruby-1.2.1-mswin32...
Installing RDoc documentation for sqlite3-ruby-1.2.1-mswin32...
  • sqlite3のダウンロードページから以下のファイルをダウンロードした。
    • sqlitedll-3_4_0.zip
    • fts1dll-3_3_13.zip
    • fts2dll-3_3_13.zip
  • 解凍後、sqlite3.dll、fts1.dll、fts2.dllの3ファイルを、C:\InstantRails\ruby\binフォルダへ移動する。
  • ちなみに、Rubyとの連携には関係ないが、sqlite-3_4_0.zipもダウンロードしておいた。(コマンドラインからsqlite3を操作するプログラム)
  • これでsqlite3へRailsからアクセスできるかと思ったが、以下のエラーが発生。
ダイナミック リンク ライブラリ MSVCR71.dll が指定されたパス
C:\InstantRails\ruby\bin;C:\WINNT\system32;...
に見つかりませんでした。
  • 検索してみると、MSVCR71.DLL - mynoteページに巡り合った。ダウンロードさせて頂いた。
  • ダウンロードしたmsvcr71.dll.zipを解凍して、C:\WINNT\systm32\フォルダへ移動。(または、C:\InstantRails\ruby\binフォルダでもOK。)

これで、sqlite3が利用できるようになった!

環境

ちなみに、今回インストールした環境は...

マシン HP OmniBook ex3
CPU モバイルCeleron/600MHz
メモリ 192MB
OS windows2000

ちょっと動きが緩慢な感じ...。