あらゆるページをRSSリーダーで購読する
ブログやニュース等の不定期に更新され続けるWebサイトにおいて、RSSリーダーはとっても便利。更新されたページのみがリスト化され、素早く、大量の情報を漏れなくチェックできる。だから自分も、定期的に閲覧しているページは、ほとんどRSSリーダーに登録して購読している。
RSSリーダーが何をしているかというと、RSSフィードが配信されるURLを定期的に巡回してチェックしている。RSSフィードとは、そのページの更新情報が詰まったXML形式の情報である。
どこを、どのように更新したかという情報は、更新する側が一番よくわかっているはずなので、通常、RSSフィードはWebサイト側が提供する情報である。RSSリーダーは、Webサイトが提供するRSSフィードを読むことで、更新情報を取得できるのだ。
つまり、RSSフィードが存在しないWebサイトにおいては、RSSリーダーで購読できないのだ。そして残念なことに、世の中のすべてのサイトがRSSフィードを提供しているとは限らない。だから、RSSリーダーに登録できないページは、今まではブラウザのブックマークに登録して、チェックしていた。
Googleリーダーならできる?
ところが、前回までにGoogleリーダーのことを調べていると、RSSフィードを配信していないページもGoogleリーダーには登録できる、という情報があった。
素晴らしい!さっそく試してみたが、残念ながらできなかった...。(もちろん、言語設定をEnglishにして試してみた)どうやら、終了したらしい。
RSSフィード自動生成サービス
しかし、2010年9月にGoogleがやめても、他のRSSフィード自動生成サービスが存在していた。2011年6月において利用できるWebサービスのまとめも見つかった。素晴らしい!
さっそく、RSSフィードの生成を試みる。今まで、RSSリーダーで閲覧したいけど、登録できなくてブックマークで我慢してきたサイトを次々と登録してみる。すると、それぞれのWebサービスで、生成されるRSS情報に若干の差異があった。(Webページの変化を追って生成しているらしいので、その処理方法の違いで差異が出てしまうのだろう)
試用
しばしの吟味の結果、自分の環境では以下のRSSフィード自動生成サービスを利用させてもらうことにした。
ちなみに、吟味したのは以下の要件。
- できるだけ多くの情報を取得できること。(元記事に移動することなく、可能な限りRSSリーダーの購読だけで読み切りたい)
- 文字化けしないこと。
- アカウント登録が不要なこと。
- 操作が簡単なこと。
チェックするWebページの構成によって得手不得手があるかもしれないので、満足できないRSSフィードが生成された時には、複数のRSSフィード自動生成サービスを試してみる価値はある。
オチ
以上、散々調べてみた後、自分が使っている livedoor Reader に追加してみると...
- なんと!WebページからRSSフィード生成する(BETA版)のリンク先って...
Page2Feed API を使っていた!
そもそも、livedoor Readerが開発したサービスだった。
- かなり、遠回りした...。
- かなり、損した気分...。
いつものことだけど。
所感
livedoor Readerはエライ!
- 1年半以上前の2010年1月から、あらゆるページを登録できる環境を整えていたのだ。
- GoogleリーダーのRSSフィード自動生成サービスを羨ましいと思っていたけど、実は同じ時期に livedoor Reader も対応していたのだ。
- Googleリーダーは2010年9月にやめてしまったけど、livedoor Readerは今現在もRSSフィード自動生成サービスを続けている。
- Page2Feed API は livedoor Reader に限定されるものでなく、すべてのRSSリーダーに登録可能なRSSフィードを生成する。
そろそろ人気のあるGoogleリーダーに乗り換えようかと揺れていたが、今暫く livedoor Reader を使わせて頂く決意をしたのであった。(livedoor Reader に尊敬のまなざし)