超簡単!Ruby on Railsインストールからwebアプリケーションの作成まで。

改めて、Ruby on Railsのインストールからwebアプリケーションの基盤作成までやり直してみた。今回は、Locomotive、RadRailsMySQL、CocoaMySQLを連携させた、GUI環境での作業記録だ。これで本家のブログ作成デモのような楽しく開発出来そうな環境になったかな...。
それにしてもGUI環境の作業記録って、残すのが大変。スクリーンショットばかりになってしまう...。

ダウンロードとインストール

下記の4ファイルをデスクトップにダウンロードし、解凍しておく。

  • Locomotive_2.0.8.dmg
    • Locomotive2フォルダをアプリケーションフォルダへドラッグコピー

3つのファイルをダブルクリックして、インストーラーの指示に従う。(参考:MySQLのインストール

    • mysql-standard-5.0.26-osx10.4-i686.pkg
    • MySQLStartupItem.pkg
    • MySQL.prefPane

ちょっとした設定

インストール直後の状態では root ユーザにパスワードが設定されていないため、パスワード 0123 を設定する。ターミナルを起動して、下記コマンドを入力。(ここでは便宜的にパスワードを 0123 とした。既に設定してあれば必要ない。)

/usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password 0123

重要な初期設定を参照!!

プロジェクトの開始

以下の引用エリアは、RadRails重要な初期設定を行うことで不要!!

Locomotiveでの作業
  • Locomotiveを起動して、cmd+Nで、新規プロジェクトを作成する。
      • ここで新規作成したプロジェクトは、Locomotiveからターミナルを開くために利用する。実際には使わない。名前は何でも良い。


  • プロジェクトが選択された状態で、cmd+Tで、ターミナルを起動する。

ターミナルでの作業
  • ターミナルが起動したら...
Last login: Tue Oct 24 10:25:55 on ttyp3
Welcome to Darwin!
MacBook:~ zari$ source /private/var/tmp/folders.501/TemporaryItems/0F6CACF9-FE6A-47E0-AAD6-84E0C736E37D-444-00000B90F0BC9A00.environment.bash
MacBook:~/railsapp/locomotive_test zari$
open /Applications/radrails/RadRails.app/ 
      • 疑問:LocomotiveとRadRailsを連携させる方法って、こんなふうにするしかないのだろうか?きっともっと良いやり方があると思うが、分かりません...。
      • 疑問:RadRailsって、ドックに残しても、ドックをクリックして起動したときに白紙アイコンになって起動出来ない...。アプリケーションフォルダの中の本体のアイコンをクリックしてやらないと起動しないのだ。なんでだろう?
RadRailsでの作業
  • RadRailsが起動したら、Workspaceの項目に、railsappフォルダへのパスを入力する。(RadRails以前と同じように、開発中のプロジェクトはrailsappフォルダに入れることにした。)
/Users/zari/railsapp/

  • 新規プロジェクトの作成。左上のプルダウン(小さな三角ボタン)から、Rails Projectを選択する。

  • Project name:の項目に、プロジェクト名を入力する。ここでは softwarebook2 とした。

  • Railsとデータベースの接続設定。database.ymlを開いて、MySQLのrootユーザのパスワード 0123 を入力する。
  • 編集したら、cmd+S で保存する。
      • 先頭に空白を入れて、シングルクォーテーションで囲むことを忘れずに。


CocoaMySQLでの作業
  • MySQLに接続する。(Host:localhost/User:root/Password:0123)
      • MySQLのインストール後に設定したrootユーザのパスワード

  • データベースを新規作成する。(データベース名:softwarebook2_development)
      • database.ymlのdatabase:の項目と、同じ名称にする。


RadRailsでの作業
  • Generatorsタブを選択して、modelを実行する。
      • ターミナルから「script/generate model software」を実行するのと同じこと。


  • データベースのテーブルとフィールドを設定する。
  • db/migrate/001_create_softwares.rbを編集する。#で始まるコメント行を参考に、3行追加。
  • 編集したら、cmd+S で保存する。
t.column :title, :string
t.column :description, :text
t.column :url, :string



以下の引用エリアは、RadRails重要な初期設定を行うことで、RadRailsの「Rake Tasks」タブから実行できる!!

ターミナルでの作業
  • ターミナルからマイグレーションを実行する。
  • これでデータベースにテーブルとフィールドが設定される。
 MacBook:~/railsapp/locomotive_test zari$ cd ~/railsapp/softwarebook2
 MacBook:~/railsapp/softwarebook2 zari$ rake migrate
 (in /Users/zari/railsapp/softwarebook2)
 == CreateSoftwares: migrating =================================================
 -- create_table(:softwares)
   -> 0.0172s
 == CreateSoftwares: migrated (0.0174s) ========================================
      • 疑問:rake migrateの実行だけは、ターミナルからじゃないと出来ないのだろうか?RadRailsからも実行出来るのだろうか?
CocoaMySQLで確認してみる
  • 更新ボタンを押して、CocoaMySQLで確認すると、テーブル、フィールドがちゃんと登録されているのが分かる。マウス操作で見えるというのは、やっぱり良いもんだ。
  • idフィールドはマイグレーションを実行すると自動的に作成される。

RadRailsでの作業
  • Generatorsタブを選択して、scaffoldを実行する。
      • ターミナルから「script/generate scaffold software」を実行するのと同じこと。

  • Serversタブを選択して、サーバーを起動する。

  • 地球マークのアイコンをクリックすると、webページも確認出来る。

  • アドレスにsoftwaresを追加してみる。

  • データの追加、削除、一覧表示、個別表示が出来るようになっている。
  • ズームボタンを押せば、ウィンドウが大きくなる。


  • もう一度、ズームボタンを押せば、元のウィンドウサイズに戻る。



ひとまず、アプリケーションの基盤が完成した!これなら10分くらいで出来そうな気がする。