ポリカーボネート白MacBookでマルチタッチジェスチャーに対抗してみる(負け惜しみ)
既に、ポリカーボネート白MacBookの初代モデルから最終モデルに買い替えてしまった自分は、やっぱりアルミ削り出しMacBookのマルチタッチジェスチャーが羨ましいのであった...。何とかして、似たような、出来ればそれ以上の操作感をシングルタッチジェスチャーで実現できないかと、試行錯誤の日々なのであった...。
- まずはお手本のマルチタッチジェスチャーとは何かを学習してみる。
- 基本的にiPodTouchなのだけど、3本指、4本指の操作が新しい。
- 2本指で拡大/縮小、回転の操作はどうやっても叶いそうも無いので諦めた。
- 3本指と4本指の操作について対抗してみる。
- 3本指で左右に移動して、前へ/次へ or 戻る/進む
- 4本指で下に移動して、Exposeのすべてのウィンドウ
- 4本指で上に移動して、Exposeのデスクトップ
- 4本指で右に移動して、アプリケーションの切替
システム環境設定でExposeとSpacesに対抗
システム環境設定で「画面のコーナーへの機能割り当て」を設定するだけで対抗。(なんだか詐欺っぽい。普通にみんな使っていると思う。)
解説文は以下のようになるだろうか。
- ExposeとSpaces
- トラックパッドの中心から、2時、4時、8時、10時の方向に一気に素早く指を動かすことで、ExposeとSpacesを瞬時に呼び出すことが出来ます。
Expogestureでアプリケーション切り替え、前へ/次へ or 戻る/進むに対抗
Expogestureは、シンプルな6種類のジェスチャーを区別して、設定されたキーイベント、あるいはメニュー項目、タスクスイッチ(アプリケーション切り替え)を操作する環境を提供してくれる。
ジェスチャーをする時、修飾キー(コマンドキーやオプションキー等)などの併用が不要で、その場でいきなりジェスチャーを解釈してくれるところがいい。すべてのジェスチャーに、自分好みの操作を設定できる。
解説文は以下のようになるだろうか。
- アプリケーション切り替え
- ポインタを上下に振って、アプリケーションの切替スイッチが表示されます。
- 戻る
- ポインタを左右に振って、戻る操作が実行されます。
- 進む
- 利用する機会が少ないので未設定とします。
- タブの切替
- 右回りで円を描くと、右のタブへ移動します。
- 左回りで円を描くと、左のタブへ移動します。
- ウィンドウを閉じる
- Z を描いて描き始めに戻ると、閉じる操作が実行されます。
アプリケーションごとに異なるジェスチャーを設定
アプリケーションによってキーボードショートカットの操作が基本設定と異なる場合は、アプリケーションごとに設定することも可能。例えばタブの切替をする円を描くジェスチャーについて...
- Firefoxについては、コマンドキー + オプションキー + ←または→に設定しておく。
- プレビューについては、コマンドキー + ←または→に設定しておく。
自分がよく使う好みの操作を割り当てておくと、同じジェスチャーの利用価値がより高まる。
ジェスチャーの感度調整
以前はデフォルトのままで、ほとんど思った通りの動作をしてくれていたのだが、最近何だか誤作動が多い気がした。そこで、ジェスチャーの感度を「22」に設定してみた。
- 小さい・大きいとなっているので、おそらく、ジェスチャーする時に描く大きさかと考え、メニューバーの高さと同じ「22」に設定してみた。
- その後、ジェスチャーする時になるべく22ドット四方の範囲で動かすように心掛けると、誤作動は激減した。とても快適。
実は、ExpogestureはOSX10.3の頃から使っていて、その操作はもうほとんど身体に染み付いてしまっている。
特に、ブラウザ閲覧中に「ポインタを左右に振って、戻る」「Zを描いて始点に戻って、閉じる」は、身体が反射的に動いてしまう操作。もう、これ無しでは耐えられない身体になってしまった...。
「進む」操作だけは設定しなかったが、それ以外の「戻る」と「アプリケーション切り替え」「デスクトップの表示」については結構、快適な操作ができる。
既存のホットコーナーの利用もジェスチャーの一種と拡大解釈してもらえれば、マルチタッチジェスチャーにも十分対抗できるんじゃないだろうか...。マルチタッチジェスチャーには無い、タブの移動や閉じる操作まで実現できているんだから。
もう暫く、シングルタッチジェスチャーで頑張ってみることにする。