PDFの送り方

基本:iTunesにドラッグ&ドロップして同期

  • PDFファイルをiTunesのライブラリ項目にドラッグ&ドロップする。
    • iBooksが表示するPDFとして、ライブラリ項目 ブック に保存される。
  • iPadをUSB接続して、iTunesのデバイス項目 iPad のブック タブを以下の状態にしておく。
    • 「ブックを同期」をチェック入
    • 「すべてのブック」を選択
  • iTunes右下の同期ボタンを押せば、iPadiBooksライブラリと同期完了。

工夫:プリント処理でiTunesに保存して同期

  • 上記の方法さえ覚えておけば、プリント処理でPDFとして一旦保存すれば、iTunesにドラッグ&ドロップして同期できる。
  • しかし、一時的にPDFファイルとして保存する手間が面倒に感じてくる。
  • そんな時は、PDFボタンに直接iBooksに保存する処理の追加で幸せになる。
  • Safariで、ファイル >> プリント...を実行してみる。

  • 1. PDF▼ボタンを押す。


  • 2. メニューを編集...を選択する。


  • 3. +ボタンを押す。


  • 4. アプリケーション >> iTunesを選択して、開くボタンを押す。
  • 5. 戻ったウィンドウでOKボタンを押す。

  • PDF▼ボタンのメニューに、上記で追加したiTunesが追加された。
  • これで、iTunesを選択すれば、iTunesライブラリのブック項目にPDFが追加され、同期すればiBooksで閲覧可能となった。




  • PDF▼ボタンのメニューも、「iTines」から「PDFをiBooksに保存」に変更された!

便利なPDF▼ボタンのメニューを追加する

さらに、手順4の部分を変更すると、その他にも便利なPDF▼ボタンのメニューを自由に追加できた。

PDFをEvernoteに保存
  • 4. アプリケーション >> Evernoteを選択して、開くボタンを押す。
    • たぶん、Evernoteをインストールした時に、すでに追加されるはず。
PDFをiDiskに保存
  • 4. iDiskを選択して、開くボタンを押す。
PDFをDropboxに保存
  • 4. ~/Dropboxを選択して、開くボタンを押す。

i文庫HD

基本:USB接続してiTunesにドラッグ&ドロップ(iBooks以外のアプリは、基本的にこの方式を利用)
  • iPadをUSB接続して、iTunesのデバイス >> iPad >> Appタブ を開いて、下までスクロールする。

  • App項目でiBunkoHDを選択して、iBunkoHDの書類項目にPDFをドラッグ&ドロップすることで、iPadのi文庫フォルダに転送される。
FTPでアップロード


MacBookFTPアップロードするには...

または、

HTTPでダウンロード
  • 以上ここまで、iPad環境のPDFを閲覧する方法が実に多種多様なことに気付く。
    • 自分のiPad環境では、iBooks・i文庫HD・iDisk・Doropbox・Evernote・CloudReadersなど。
  • iPadにとって、PDFは基本的なフォーマットなので、様々なアプリが表示をサポートしている。
  • ところで、アプリごとにUIの使い勝手には微妙な差があり、状況によって閲覧するアプリを使い分けたくなってくる。
    • 書籍のようにページ数の多いPDFだったらiBooks・i文庫HDあたりを使いたい。
    • 縦に連続するWebページを印刷したPDFであれば、縦スクロールで見たい。

GoodReader for iPad

今までGoodReaderという名前から、そんな機能は期待していなかったのだが、使ってみると実に多機能なのであった。

Manage File
  • 様々なファイル(PDF TXT Images Video DOC PPT XLS HTML)を閲覧する機能はもちろんのこと、
  • ファイルやフォルダの作成・削除・コピー・移動・名称変更、
  • さらには、zip形式の圧縮・解凍まで出来てしまう。
  • そして、求めていた、アプリを指定して開く機能もあった。


Web Download
  • Webブラウザでページを見ながらダウンロードしたり、
  • ファイルのURLを指定して、直接ダウンロードできる。


Connect to Servers
  • 自分のiDiskやDropboxを設定して、そこから必要なファイルをダウンロードできる。


以上の機能を活用すると...

  • PDFがGoodReader・iDisk・Doropboxに保存されていれば、
  • GoodReaderを経由してiPad上の操作だけで、
  • そのPDFを開くアプリ(GoodReader・iBooks・i文庫HD・CloudReaders)を指定できる。

iDisk・Dropboxの底力

  • ここまで書いて、GoodReaderの機能は、本来ストレージ アプリであるiDiskやDropboxに欲しい機能だと思い始める。
  • iDisk・Dropboxでも開くアプリを指定できないのだろうか?そんな疑いを持って注意深く操作してみると...

できるじゃん!(知らなくて損した)

  • 何と、今までまったく気付かなかったのだが、写真などをメールで送信する時にタッチするマークを押せば良かったのだ。
  • そのマークはアプリ連携の機能を表現しており、iDisk・Dropboxにおいては、アプリを指定してファイルを開く機能なのであった...。

所感

  • PDFを送るために、いちいちUSBで接続してiTunes経由で同期するのは面倒くさい。
  • これからは、PDFはiDiskかDropboxに入れることにする。
  • そうすれば、無線経由で勝手に同期して、いつでも好みのアプリで閲覧できる。
    • 但し、書籍のような巨大なPDFは、無線経由の同期では時間がかかる。
    • おそらく、i文庫HD以外で閲覧したい欲求はないので、巨大なPDFのみUSBで接続して送ろう。
  • それにしても、GoodReaderのファイル操作・zip圧縮解凍までのサポートは凄い!
  • いっそのこと、ストレージ アプリにしてしまえばいいのに!と思ってしまった...。
    • ある意味、既にクラウドなしのストレージ アプリと言えるかもしれない。