ローパスフィルタの汚れ

夜明け前の30分前後は、美しく静寂した時間帯。今のような寒い季節の夜明け前は特にいい。走りながらいつも感じる。

むむっ、右上に黒いシミが...。何だろう?
日中、快晴の空をテスト撮影してみると...

な、何なんだっ、この黒いシミの集団は!

ちなみに、近くにピントが合っている場合はあまり目立たなくなる。

35mm F1.8 の単焦点にしてからは、あまり遠くの景色を撮る機会がなかったので気が付かなかったが、D40は、いつの間にか黒いシミに蝕まれていたのである。(ガーン)

  • 黒いシミは、常に同じ場所で発生している。
  • レンズを変えても同じ場所に発生した。
  • つまり、レンズの汚れではなく、カメラ本体側の汚れ、ということだ。
  • マニュアルを読んでみると、クリーニングミラーアップという操作がある。
  • これを実行すると、シャッターが開きっぱなしになって、撮像素子(CCDとか)が丸見えになる。
  • 確認してみると、撮像素子の上に肉眼でも黒い点がはっきり目視できた...。

一旦黒いシミを確認してしまうと、かなり気になる。どうにかして、元どおりの綺麗な状態に戻したい。

  • 最初は風圧で吹き飛ばすことを考えた。
    • しかし、全く効果なし。定位置に頑固にこびり付いている模様。
  • 次なる手は、その部分を拭き上げることを考えたが...
    • カメラ ド素人の自分には、果たしてそれが良いことなのかどうか全く分からない...。
    • WEB上には様々な情報が出ているが、果たしてそれがD40について正しいことなのか判断できるほど原理を知らない...。
  • ということで、ニコンのサービスセンターに電話して、相談してしまった。
    • すると、おそらくカメラ本体のローパスフィルタにゴミが付着して、それが黒いシミになっている可能性があること。
    • ローパスフィルタの清掃という作業メニューがあって、おそらく、その作業で改善される可能性があること。

なるほど!

  • ローパスフィルタの清掃は、自分でキッチリやっている方も多い。
  • ニコンからクリーニングキットも販売されていた。
  • しかし、初めての作業で、自信もないので、隙を見てサービスセンターに持ち込むことにした。

サービスセンターにて

  • サービスセンターには銀行のような発券待ちシステムがあって、待つこと5分くらいですぐに呼ばれた。
  • 日曜の午後だけど、待っているのはその他数名だけだった。空いていて助かった。
  • 状況を説明すると、やはりローパスフィルタの清掃ということになって、作業時間は1時間。
  • 作業の待ち時間中は...
  • していると、あっという間に作業完了の時間になってしまった。
  • 作業は無事完了して、ローパスフィルタの黒い汚れは、綺麗さっぱり除去されたのであった。

  • サービスマン曰く、ローパスフィルタの汚れはゴミではなく、カビであったと。
  • カビは一度発生すると、その後も発生し易くなるので、湿気には気を付けてくださいとのこと。
  • ローパスフィルタの清掃料は1000円だった。

なるほど。気を付けます。

  • 特に湿気の多い場所に保管していた訳ではなかった。
  • しかし、寒いところから温かい室内に持ち込んで、撮影することは多かった。
  • 結露したら、徹底的に乾燥させるべきか、しかし、どうやって?


  • ドライケースを購入してみた。
  • カメラバックごと収納できそうな大きさに惹かれて。