傷をラップで治してみた

いつか読みたい!と思っていて、最近ようやく読んだ。

非常に面白い!もっと早くに読んでおくべきだった。

  • 本のタイトルのとおり、傷の治療についてパラダイムシフトを起こす内容。
  • と同時に、自分がいかに常識という先入観に捕われているかを思い知らされた。
  • また、35億年にわたる生物の進化の歴史から考察する部分も斬新。
  • 傷の治療法をとおして教えられるモノの見方は、これからの日常生活でも役立ちそう。

おすすめ。

実践

  • ちょうど読み終わった頃に、人差し指の第一関節の側面に傷を負った。(大した傷じゃない、軽傷)
  • 表皮がパックリ剥がれてしまった。火傷の水膨れを潰して、その皮を剥いたような傷。
  • いつもだったら消毒、軟膏、絆創膏なのだが、今回はもう湿潤療法でやる気満々。

手順

  • 消毒せず水洗い。
  • ラップを傷口より少し大きくカットして、傷口にラッピング。
  • その状態でラップが剥がれないように、いつもの絆創膏でとめた。
1日目と2日目
  • 残念なことに、写真を撮り忘れてしまった...。(不覚)
  • 状態としては、3日目の傷中心部のような状態が全面に広がっている感じ。
3日目
  • だいぶ治ってきたが、表面はまだ赤く、ヒリヒリする。
  • 中心部に比べて、周囲には薄ら皮膚が再生し始めているようだ。(周囲が白っぽい)


4日目
  • 表面の赤みは取れ、薄いピンク色に。
  • 薄〜い皮ができたようで、もうヒリヒリはしない。
  • しかし念のため、もう一日ラッピングすることに。


5日目
  • ラップを外して半日すると、傷との境界はうっすらと見える程度。
  • しかし、傷表面の皮膚はまだ薄い状態なのが分かる。


6日目
  • さらに回復して、皮膚も前日より厚くなった感じ。
  • 傷周囲の皮膚と同化し始めている。
  • 自分的にはこれで完治。


所感

  • クレラップ程度に厚みのあるラップの方が、
    • 傷のサイズに合わせて加工し易い。
    • 傷に密着して、剥がれにくい。
  • 環境に優しいことを謳った薄いラップは、密着が悪く、湿潤療法には向かないと思った。(2日目まで使っていた)
  • 瘡蓋(かさぶた)が出来ずに治る回復過程は快適。
  • ラッピングしている限りは、ヒリヒリ感や痛みはほとんど感じない。(風呂に入っても大丈夫)
  • 一日一回張り替えた。

結論

これからは、傷は水洗いして、ラッピングで治す!

参考ページ

たいへん参考になりました。感謝です!