Spotlightで素晴らしく便利なショートカット

Spotlight(control-space)で辞書検索できるようになって、ずいぶん久しい。(確かOSX 10.5 Leopard以降?)めちゃくちゃ便利である。頻繁に辞書検索している。辞書機能がなくなったら、ブログを書くのも苦労してしまいそう。(昔は国語辞書と英和辞書を横に置いていたのだけど)ところで、Snow LeopardとMountain LionでSpotlight検索すると、以下のように表示される。

Snow Leopard Mountain Lion

悩みは、辞書の検索結果の位置である。

  • Snow Leopardでは常にTopヒットの次、上から2行目の位置に表示された。↓キー1回で選択完了。快適!

ところが、

  • Mountain Lionときたら、いったい上からいくつ目なんだ?単語によっては、このように上から29行目...。

...なんて状況になってしまうのである。ほとんどのSpotlight検索が辞書検索である自分にとって、毎回数十行のカーソル移動は苦痛である。


そうそう、システム環境設定 >> Spotlightで検索結果の優先順位を設定できたよね、と思い出して確認するも、そこには辞書検索の項目は存在しないのである。

という訳で、Mountain Lionにしてからというもの、激しく↓キーを連打する日々が続いていたのである。(キーリピートがあるので、それほど連打はしてないのだが...)

しかし、いいかげん↓キーのみに頼るこの方法が嫌になってきた。徹底的に調べてみよう、駄目ならいつものAppleScriptでなんとかしてみよう、と思い立って調べてみると、Mac OSX Hintsに素晴らしい記事を発見してしまった。

    • command-L(辞書検索の結果を、クイックルックする)
    • command-D(辞書検索の結果を、辞書.appで開く)

求めていたそのままの、素晴らしいショートカットである!どうやらOSX 10.7 Lionの頃から、この辞書のショートカットは存在していたらしい。(だから、多くの方が既知かもしれないが、Lionを使っていなかった自分にとっては、今後最も頻繁に使うことになるであろう、大発見のショートカットなのである)

Spotlightのショートカット一覧

  • この際、徹底的にMountain LionのSpotlightでも使えるショートカットも試してみた。
  • Mac OS X Hintsの情報とダブるところはもあるが、以下自分のMountain Lion環境で使えたショートカットの一覧。
      • Spotlightを表示している最中のショートカット
command-l 辞書検索の結果を、クイックルックする
上記クイックルックをダブルクリック その内容を辞書.appで開く
command-d 辞書検索の結果を、辞書.appで開く
command-w Webブラウザで検索する
command-k 辞書.appのWikipediaで検索する*1
command-t トップヒットを開く
command-r 検索結果のファイルをFinderで開く
command-クリック   〃
command-i 検索結果のファイルの情報を見る
command-, Spotlightのシステム環境設定を開く
command-↓・↑ 検索結果の種類ごとにカーソルを移動する
esc 検索語をクリアする、Spotlightを閉じる、クイックルックを非表示にする


これで、↓キーを連打の日々から解放される!


command 長押し クイックルックを表示して、下部にファイル名とファイルパスを交互に表示する
command-option 長押し クイックルックを表示して、下部にファイルパスを表示する

←これ(ファイル名とファイルパス)

*1:辞書.appの環境設定で、Wikipediaを利用可能にしておく必要がある