Mac OSX 10.5 LeopardでRails環境を整える〜RadRails 0.7.2とSubclipse

RadRails 0.7.2に戻して一つ悩んでしまったのが、Subversionとの連携がうまく機能しなかったこと。「プロジェクトの共用」を実行しても最後は必ずエラーになってしまい、リポジトリに登録することができない...。調べてみると、これはRadRailsSubclipseプラグインを最新版にアップデートすれば解決するようなのだが、「ヘルプ >> RadRails更新」で見つかったSubsclipseプラグインも、エラーでインストールできないという状況だった...。
この問題は、「帯に短し・襷に長し」なこと: RadRails Subclipseプラグインのページでも紹介されていて、まさに同じ状況だ。早速、紹介されている手順通りにやってみると...無事subversionとの連携ができるようになりました!

作業内容

  • radrails/features/org.radrails.feature_0.7.2/feature.xmlの233~235行目を削除した。(以下の3行)
   <requires>
      <import plugin="org.eclipse.core.runtime" version="2.1.0" match="greaterOrEqual"/>
   </requires>
  • 上記修正を保存したら、RadRailsを起動して「ヘルプ >> RadRails更新」を実行する。
  • Subclipseプラグインをアップデートして、再びRadRailsを再起動したら...「プロジェクトの共用」がすんなり可能になった。

「プロジェクトの共用」の準備メモ

久々にSubversionの設定作業をすると、やるべきことを忘れている自分に気付いて...

リポジトリーの作成
cd
svnadmin create svn
アクセス権の編集
  • ~/svn/conf/svnserve.confのコメントマークを外して以下のようにした。
...(途中省略)...
[general]
### These options control access to the repository for unauthenticated
### and authenticated users.  Valid values are "write", "read",
### and "none".  The sample settings below are the defaults.
anon-access = read
auth-access = write
### The password-db option controls the location of the password
### database file.  Unless you specify a path starting with a /,
### the file's location is relative to the conf directory.
### Uncomment the line below to use the default password file.
password-db = passwd
...(途中省略)...
ユーザーとパスワードの設定
  • ~/svn/conf/passwdの最終行に一行追加した。(zariユーザーにパスワードsvnpassを設定)
### This file is an example password file for svnserve.
### Its format is similar to that of svnserve.conf. As shown in the
### example below it contains one section labelled [users].
### The name and password for each user follow, one account per line.

[users]
# harry = harryssecret
# sally = sallyssecret
zari = svnpass
svnサーバーの起動
svnserve -d
SVNインタフェース:の選択
  • RadRailsのメニューから、環境設定... >> チーム >> SVNで「SVNKit(Pure J...」を選択した。
svnサーバーマシンのIPアドレスリポジトリー・ロケーション
  • アップルメニューより、システム環境設定 >> ネットワークを選択して、一番上「状況:」のところで確認できる。
  • 仮に 10.0.1.3 だったとすると、リポジトリー・ロケーションは以下のようになる。(OSXにzariユーザーでログインして、上記作業を完了している場合)
svn://10.0.1.3/Users/zari/svn
フォルダで分類した管理(trunk、branch、tagなど)
  • 「フォルダ名の入力」ステップで「指定したフォルダ名を指定」を選択。
  • 「trunk/project_name」のように入力すれば、リポジトリー内にtrunkフォルダが作成され、その中のproject_nameとして管理されることになる。