Snow Leopardになって覚えた、ちょっとした便利な操作
Snow Leopardを使い始めて2ヶ月が経過した。いろいろ気にしながら操作していると(OSX 10.5からの機能の含めて)今更ながら発見が多い。一つ一つはちょっとした便利さなのだけど、それがたくさん集まると、とっても便利になるはず。そう思って、メモしていたことを書き出してみた。
辞書
- command-control-Dで、そのままcommand-controlを押し続けると...(Dは放す)
- マウスの移動に合わせて、ポップアップ辞書の表示も更新される!(OSX 10.5、OSX 10.6)
- ポップアップ辞書がうまく表示されない場合の参考に、コメントと徹底的に辞書で調べるもどうぞ。
メニューバーのサウンドアイコン(音量調整)
音量調整ファンクションキー
最近使った項目
- アップルメニュー >> 最近使った項目をcommandキーを押しながら選択すると、選択したアプリケーションまたは書類をFinderに表示する。
プレビュー.appのPDF表示
- プレビュー.appは、1ファイルで複数ページのPDFに編集できる。(OSX 10.5)
- サイドバーのサムネイルに、他のサムネイルを重ねると、複数ページのPDFになる。
- これで、単ページのPDFが1ファイルにまとまって、本のように取り扱えるのだ。
- 複数のPDFファイルも、一つのウィンドウで開けるようになった。(OSX 10.6)
- サイドバーのサムネールの右側に矢印が現れる(マウスホバーした時)ので、クリックすると展開される。
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- 矢印を押すと...
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- 展開された!
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- 右クリックのコンテキストメニューから表示を変更した場合は、一時的な変更。
- 次回の起動時には、デフォルト設定で表示される。
- メニューバーの表示メニューから変更した場合は、デフォルト設定の変更。
- 次回の起動時には、変更した表示が継続される。
開く・保存ダイアログ
- リストのカラムタイトルを2本指クリックすると、その他のタイトルの表示・非表示を設定できる。
- カラムタイトルの境界をダブルクリックすると、最適な幅に調整してくれる。
- Command + Shift + .(ドット)で不可視ファイルが見えるようになる。繰り返せば、不可視/可視とトグルする。
- ボタン操作のショートカット(最近、command-Rを覚えた!)
ショートカット | 操作 |
---|---|
command-R | [置き換え]ボタンを押す |
command-D | [保存しない]ボタンを押す |
esc | [キャンセル]ボタンを押す |
return | 青く点滅しているボタンを押す(例:保存) |
tab・shift-tab | フォーカス(ボタン周囲の淡い青枠)を移動する |
space | フォーカスされたボタンを押す |
アプリケーション切替とExposé
- 書類をドラッグ中にcommand-tabして、アプリケーション切替アイコンにドロップして開く。
- command-tabでアプリケーションスイッチャーを表示して、そのままcommandキーを押し続けながら、
- command-tab・shift-tab あるいは command-←・→で、アプリケーションが選択される。
- command-Qを押すと、選択中のアプリケーションを次々と終了できる。
- command-↑・↓キーを押すと、選択中のアプリケーションでExposéが実行される。
- Exposé実行中は、tabキーでアプリケーションが切り替わって、ウィンドウ一覧される。
- Exposé実行中も、矢印キーで選択カーソル(青枠)を移動して、spaceキーでクイックルックできる。
情報を見る
- command-Iでダウンロードしたファイルの情報を見る時...
- 詳細情報:の入手先:のURLが選択可能になった。(OSX 10.5までは選択できない。手入力するのが辛かった...。)
- ショートカットによるウィンドウの違い
command-I | 情報を見る(複数項目の情報を、複数ウィンドウで表示) |
control-command-I | 概要情報を見る(複数項目の情報を、1ウィンドウで表示) |
option-command-I | インスペクタを表示(選択項目に応じて、フローティングウィンドウの内容が切り替る) |
アイコンプレビュー
巨大なアイコン表示なんて初心者がやることだと敬遠していたが、やってみると意外に便利!
- Finderのアイコン表示の表示オプション(command-J)で「アイコンプレビューを表示」にチェックを入れておくと...
- アイコンサイズを大きめにすると、視認性に優れ、おおよその内容が判読できる。
サイドバー&よく使う項目
- Finderでのショートカット操作
command-T | サイドバーに追加する |
control-command-T | よく使う項目に追加する |
画面共有
- 特殊なキー操作の反映状態
- 電源ボタンとファンクションキーで初期設定される特殊機能(音量調整、輝度調整など)を除き、画面共有への操作になる。(画面共有がアクティブな場合)
- 例:F9で共有画面のExposé、command-tabで共有画面のアプリケーション切替など。
- 画面共有の画像品質の設定(n=1〜5)
defaults write com.apple.ScreenSharing controlObserveQuality n
-
- 1 = black and white
- 2 = grayscale
- 3 = 8-bit color
- 4 = 16-bit color
- 5 = full color
サービスメニュー
- 現在の状況で利用できるサービスメニューのみ表示されるようになった。(素晴らしい!)
- サービスメニューは、Automatorで自由に作成できるようになった。(素晴らしい!)
但し、以下の悩みが残る
- ショートカットを割り当てたサービスメニューであっても、アプリケーションの起動直後ではショートカットが効かない。(残念...。)
- 利用可能なサービスの中身は、一旦サービスメニューにマウスホバーするまでロードされないようだ。
Finderのカラム表示での階層移動
- ←・→キーで移動すると、軌跡が残らない。
- tab・shift-tabで移動すると、軌跡が残る。
- shift-tabで戻った時、→キーを押せば、軌跡が残っている最深階層に一気にジャンプする。
拡張子を変更するワンライナー(bash)
- 以下のコマンドで、拡張子.XXXXを.OOOOに変更する
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- .XXXX -> .OOOO
for fname in *.XXXX; do mv $fname ${fname%.XXXX}.OOOO; done;
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- 例:.scpt -> .txt
for fname in *.scpt; do mv $fname ${fname%.scpt}.txt; done;
Time Machine
上書きインストールした自分のMacBookだけの症状かもしれないが...
- Time Machineに入った初回だけ、過去が表示されない。
- Time Machineを一旦キャンセルして、もう一度入り直すと過去が表示される。(正常に動作する)
- なぜ、初回だけ過去にさかのぼれないのだろう?解決できない悩み...。
ブックマークコメント御中
- > 今のところ、LeopardをSnow Leopardで上書きした時に空き容量が17GB増えたくらいしか恩恵がない。
- おそらく、17GB増えたのは見かけで、実際にはそれほど増えてないはずです。
- > タイムマシンの初回接続は俺もなるなあ。NAS接続だから仕方ないのかなと思ってるいたんだけど。
- 同じ症状の方が居て、自分だけでないと分かり、無意味な安堵感があります。
- OSX 10.5の時は初回接続から問題なく表示されていただけに、この症状がとっても気になってます。
- > ダイアログはcommand+dしか知らなかった!command+Rとcommand+esc、押すときはspaceね
- ごめんなさい。勢い余ってペーストし、書き間違えてました。「キャンセル:
command+esc→ escのみ」です。
- ごめんなさい。勢い余ってペーストし、書き間違えてました。「キャンセル: