バッテリー交換したiPhone4Sのタフな持続力
iPhone3GSのバッテリーを購入する時、ついでにiPhone4Sのバッテリーも欲しくなり、買ってしまった。
- iPhone 4S 専用 交換用 バッテリー
- ちなみにこの時、700円だった。
- 注意:iPhone4とiPhone4Sは外見も中身もとても良く似ているが、バッテリーに互換性はない。
- バッテリーの大きさと、接続端子の形状が違っている。
iPhone4Sは、裏蓋開けたらすぐにバッテリーにアクセスできるので、交換作業はものすごくお手軽である。
- 但し、最初に外すコネクタ両サイドのネジが特殊なので、専用工具が必要。250円だった。
- iPhone4対応 iPhone/iPad/iPod分解修理工具セット(開封ツールキット) 交換修理用
交換の要点
バッテリー端子の下に挟まっている金具が重要である。
裏蓋を外す
- コネクタ両サイドのネジを外す。
- 裏蓋をロックボタン側へスライドさせる。
- スライドしたら、裏蓋を上に持ち上げる。
バッテリー端子
- バッテリー端子の2つのネジを外す。
- それぞれのネジは微妙に大きさが違うので、取り付ける時に間違わないように整理しておく。
- バッテリー端子の下には金具が挟まっているので、この部品の取り付け方向を覚えておく。
- この金具が正しい位置と方向で取り付けられていないとキャリアの電波を受信できなくなる。
- ご想像のとおり、一度失敗して、3Gの電波を拾えなくなった。
バッテリー取り外し
- バッテリーは接着剤で固定されている。
- 剥がしツールをバッテリーの隙間に差し込んで、粘着を弱めつつ、
- バッテリ取り外し用のダグをつまんで、強く引き上げると外れた。
持続時間の検証
- バッテリーを交換したら、iPhone4Sの動作を確認後、100%まで充電した。
- その後、バッテリーが空になるまで使い切るため、自動ロックをなしに設定。
- 電源を入れっぱなしにして、バッテリーが空になったら再び100%まで充電。
-
- 新品バッテリーに交換した場合、バッテリーの性能を最大限引き出すため、充放電サイクルを数回繰り返すように推奨されていたので。
通常利用の検証
- 再び100%まで充電。自動ロックを1分に戻した。
- 今度はなるべく無駄に使わない控えめな使用環境で、どこまで持続するか?
- 7時間経っても100%
- 焦った...。バッテリーが減らない!
- およそ1日経過(残80%)
- とても優秀である。
- このままのペースで本当に続くのか?
- およそ2日経過(残39%)
- 2日目は順当に減少したが、まだ大丈夫。
- およそ2日と12時間経過(残17%)
- かなり心細くなってきたけど、続けてみる。
- およそ3日と7時間経過(残2%)
- 残り20%きってから、予想外に粘る。
- 旧バッテリーだったら、とっくに0%になるタイミング。
- 最後は記録を伸ばしたくて使用を極力控えてしまったが、
- 最終的にはこの日の9時頃まで持続していたはず。(操作できた記憶がある)
- スクリーンショットを撮ったのは、このタイミングまで。
所感
- 自分としては、かなり満足なバッテリー持続時間である。
- iOS6の時以上に持続している。
- iOS7は決して浪費はしてない。
- 設定を調整することで、ちゃんと持続するのだ。
- ソフト的な対策(設定の工夫)と、ハード的な対策(バッテリー交換)によって、バッテリー持続時間は飛躍的に延びる!
- バッテリーの持続時間に悩んでいたら、バッテリーを交換してみる価値はある。
- この辺は、メモリ不足に悩んで様々な節約を試みるが、最終的にはメモリの増設が一番効果的な対策であるのと似ている。
- 但し、失敗する可能性も0ではない。
- At Your Own Riskでお願いします。