網戸の張り替え

網戸の端が綻び、大きな穴が空いてしまった...。このままでは蚊が盛大に入ってくること必至。張り替える決心をした。

構造

  • 網戸の構造はシンプルである。3つの主要部品から成り立つ。
    • 押さえゴム
  • 枠の周囲には細い溝がある。
  • 網は、押さえゴムと共にその溝に押し込まれることで、固定されている。

用意したもの


  • そのホームセンターには、20・24・30メッシュの網が売られていた。
    • メッシュの数値が大きくなるほど、編目が細かくなる。
  • 通常、20メッシュくらいあれば、ほとんどの虫は入って来れない。
  • 編目が細かくなるほど、風通しは悪くなり、値段も高くなる。
  • 風通しの良さと、値段の安さから、20メッシュの網に決めた。(300円くらい)
押さえゴム
  • 押さえゴムもかなり日に焼けて劣化していたので、交換することにした。
  • そのホームセンターには、3.5・4.5・5.5mm径の押さえゴムが売られていた。
  • 押さえゴムは、その太さが重要。
  • 以前と同じ太さがベストなのだけど、ない場合は、以前よりも太い押さえゴムにしておく。
    • 以前よりも細いと、押さえが弱く、網が外れてしまうかもしれないので。
  • 以前の押さえゴムを測ってみると5mmくらいあったので、5.5mmの径に決めた。(250円くらい)
ローラー
  • 押さえゴムを枠に溝に押し込むためのローラーである。
  • マイナスドライバーなどで押し込むよりも、専用のローラーで押し込んだ方が作業しやすいはず。
  • 3.5〜5.5mm対応のローラーに決めた。(100円くらい)
その他
  • はさみ
  • カッター
  • きり

取り外し

  • 網戸を外して、外に持ち出した。
  • 平らな場所に置いて作業開始。
  • 押さえゴムの端を探して、きりで引っ掛けて取り外した。

  • 押さえゴムを外してしまうと、網はきれいに剥がれた。


張り付け

  • 枠の上に網を載せてみる。巻き癖が付いていたので、重しを載せてみた。
    • この時、枠と網の水平・垂直を合わせるようにしておく。(斜めにならないように)

  • 枠全体を網で覆うようにしてから、押さえゴムを載せて、ローラーで溝に押し込むのだ。
    • 最初の2辺は、とにかく枠と網の水平・垂直がズレないように心掛ける。
    • 残りの2辺は、余分なたるみが出ないように、若干外側に引っ張りながら行う。
    • コーナーの部分はローラーでは押し込みにくいので、マイナスドライバーなども使った。
  • 1周押し込んだら、余った押さえゴムは切っておく。

カット

  • 押さえゴムの外側にはみ出た網を、カッターで切った。
  • 溝と押さえゴムの谷間を狙って、網を一気に切っていく。
    • 網は意外と切りにくいので、カッターの刃を折って、切れ味を良くしてから始めた方がいい。

仕上り

  • 一見、きれいに仕上がったように見えるが...

  • よく見ると、網にたるみが発生していたり...


  • 引っ掻いて、編目の形が崩れてしまった箇所もある。


でも、大丈夫。大した問題じゃない。

所感

  • 「取り外し」から「カット」まで、作業時間は10〜15分くらい。
  • もう一度やれば、たるみ無しで完璧に仕上げられそうな気がする。