今更OSXでDVDを焼いてみた

先日「このDVD(コピーガードなし・ホームビデオの類が収録されたもの)を10枚コピーして欲しい」と頼まれた。「はいはい、できますよ、お安い御用です」と引き受けたのだが、家に帰って考えてみると、最近のAppleマシンには光学式ドライブが搭載されていないことに気付いた。調べてみると、2012年のMacBook Pro Retina15(初代Retinaマシン)以降、Appleが新発売するマシンに光学式ドライブは搭載されていない。そして、過去5年以上、自分がDVDを焼いた記憶もなかった。

久々にDVDを焼こうとすると、何をどうやるか、暫し悩む。そして案の定、無駄なDVDをたくさん焼いてしまった...。今後DVD-Rを無駄にしないように、メモしておくのだ。

      • そもそもDVDって、データ容量はでかいし、物理的に焼かなきゃいけないし、時間かかる。作るのがとても面倒なのである。
      • 試しに渡されたDVDをMP4(834x480)に変換してみると70.3MB。一方、元のDVDサイズは1.25GB。
      • MP4の方が多少ぼやけた印象はあるが、それでも十分な品質に思えた。(必要ならもっとビットレートを上げてもいい)
      • 70.3MBくらいなら、Webのどこかに置いておけば、スマートフォンタブレットでも快適に見られる。
      • そこで依頼した方に、DVDよりも映像データをファイルにして、自由にダウンロードできるようにしておくのはどうですか?と提案してみた。
      • しかし、やはり年配の方なので目に見えるもの(DVD)として手渡したい、という意向が強いようだ。DVDをコピーすること確定となった。

作業環境

DVDをコピーする手順

ポイントはたった一つ。

  • ディスクユーティリティ.appでイメージファイルを作成するときに、必ずイメージフォーマット:DVD/CDマスターを選択すること。
      • イメージファイルの拡張子が.cdrになる。
      • もし.dmg形式のままだと、DVDプレーヤーで再生できないDVDとなってしまう...。
      • OSX環境なら再生できるかもしれないが、OSX以外の環境では再生できない。
イメージファイルを作成
  • DVDを光学式ドライブに挿入する。
  • もしDVDプレーヤー.appが起動したら終了(command-Q)させる。
  • アプリケーション >> ユーティリティ >> ディスクユーティリティ.appを起動する。
  • マウントされたDVDを選択して、

  • ファイル >> 新規 >> "DVD"からのディスクイメージ...を実行する。

  • イメージフォーマット:DVD/CDマスターを選択して、保存ボタンを押す。


ディスクを作成
  • 先ほど作成したイメージファイルDVD.cdrを選択して、ツールバーディスクを作成ボタンを押す。


  • ディスクのセット待ちになるので、

  • DVD-Rを挿入すると、準備中になる。

  • 準備が整ったら、ディスクを作成ボタンを押す。


焼きあがった!