PHEVにルーフボックスの取り付け
アウトランダーPHEVにルーフボックスを取り付けたい。これは自分にとっての絶対条件であった。そのためには、まずベースキャリアを取り付けなければならない。ディーラーオプションを確認すると、二つの選択肢があった。
- 三菱自動車オリジナル
違い
ルーフレール
- ルーフレール(メーカーオプション)の有無によって、取付可能なベースキャリアが決まってしまう。
三菱自動車オリジナル | ルーフレールなしのモデル専用 |
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THULE | ルーフレール有りのモデル専用 |
取付位置は固定?
- ところで、どちらも「取付位置の変更はできない」と明記されている。
- 三菱自動車オリジナルのベースは、ルーフ上の4カ所の取付位置が決まっている。だから変更できないのは理解できる。
- しかし、ダイレクトルーフレールに取り付けるTHULEのベースの位置も変更できないとはどのような理由なのだろうか?
- ルーフレールなら、テールゲートやフィンアンテナに干渉しないように前後の位置を調整できると期待していた。
- そもそも、前後位置を調整できるのがルーフレールの利点の一つなのに、なぜ位置を固定しなければならないのか?
ピンの必要性?
- 確かに、ピンを差し込んで取り付ければ、ルーフレールへの取付は強固になるだろう。
- しかし、前後の位置調整を犠牲にしてまで、そこまで強固に取り付ける必要があるのか?
- 自分は過去10年以上、ピンなしのベースキャリアにルーフボックスを積んで走っていたが、
- ベースが1mmたりとも動いた経験はないし、動いてしまった...と伝え聞いたこともない。
おそらく、ピンなし市販モデルで十分な性能なのだと思う。
市販キャリアの選択
- という訳で、メーカーオプションのルーフレールの注文はしたが、ディーラーオプションのベースキャリアは注文しなかった。
- 取付位置の自由を求めて、市販モデルから取付可能なベースキャリアを探すことにした。
- ところが、GG2Wのルーフレールに正式に適合したベースキャリアは、現時点では存在しない...。
- 但し、GG2Wではなく、GF7W・GF8Wに適合するベースキャリアは見つかった。
問題なく取り付けられると予想した。
選択したキャリア
バー | THULE スーリー ベースキャリア TH969 アルミ ウイングバー 2本セット 127cm |
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フット | THULE スーリー ベースキャリア TH753 ラピッドフィックスポイントローフットセット TH753 |
車種別キット | THULE スーリー 車種別取付キット 三菱 アウトランダー ダイレクトルーフレール付車 2012- (GF#W) THKIT4030 |
選択のポイント
- アウトランダーPHEVの走行中は、バッテリー+モーター走行であれば異次元の静けさである。
- 高速走行中はエンジンで発電しながら走ることが多くなるが、それでも相当静かな方である。
- これまでレガシィ+スクエアバーで風切り音が気になったことはなかったが、
- 静かになるほど風切り音に敏感になると予想し、スクエアバーでなく、ウィングバーを選択した。
- フット外側にバーが飛び出た従来モデルの方が、使い勝手が良いのは経験上知っている。
- 荷物を積む時に、飛び出たバーを手で掴んで身体を支えることもできる。
- 飛び出たバーに一時的にスキー板などを載せておくこともできる。
- ウィングバーエッジよりも積載可能な横幅が広い。
- 少しでも車体の外側にルーフボックスを設置した方が、積み下ろししやすい。
- アウトランダーのような背の高い車では、使い勝手の良さを考えておいた方がいいのだ。
ルーフボックスをどうするか?
- 収納を考えれば、少しでも高さのあるルーフボックスにしたい。
- しかし、アウトランダーPHEVは背が高い。(171cm)
- 従来のルーフボックスでは、おそらく2.1mを超えてしまう...。
- 現状では、駐車場などの高さ制限で2.1mが一つの基準となっているケースが多い。
- よって、ルーフボックスを載せても2.1m以内の高さに収まるようにしておきたい。
- そう考えると、innoか、terzoの高さを抑えたモデルを選択することになる。
選択したルーフボックス
ルーフボックス | TERZO (テルッツオ) ルーフボックス デザインルーフボックス シンメトリック ブラック EA500B |
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マルチクランプ | TERZO ( テルッツオ ) マルチクランプ TERZOルーフボックス専用 4個入 EA200 |
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- マルチクランプ=terzoルーフボックスをウィングバーのような幅広のバーに取り付けるために利用する。
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選択のポイント
- inno
- 両開きモデルあり
- クイックランプ・メモリークランプあり
- 価格
取付作業
ベースキャリア
- ルーフレール標準の穴の位置を避けて、少し前方に取り付けてみた。
- ルーフボックスを積んだ時にフィンアンテナへの干渉を避けるため。
←後 前→ |
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- フットの間隔は78cmになった。(規定値=70cm以上)
- 締め付けトルクの規定値は4Nmらしいが、トルクレンチないので勘。
- 4Nm ≒ 回転半径1mのレンチの端に0.4kgの重りを吊るした締め付け力である。
- 回転半径10cmのレンチなら4kg(2Lペットボトル2本)の重りを吊るせばいい。
- 回転半径 5cmのレンチなら8kg
- 回転半径2.5cmのレンチなら16kg
- 以上の想像をして、付属のT字6角レンチのなるべく中心部を持って、100%の力で締め付けておいた。(大丈夫か?)