PHEVにルーフボックスの取り付け

アウトランダーPHEVにルーフボックスを取り付けたい。これは自分にとっての絶対条件であった。そのためには、まずベースキャリアを取り付けなければならない。ディーラーオプションを確認すると、二つの選択肢があった。

三菱自動車オリジナル
THULE

違い

ルーフレール
  • ルーフレール(メーカーオプション)の有無によって、取付可能なベースキャリアが決まってしまう。
三菱自動車オリジナル ルーフレールなしのモデル専用
THULE ルーフレール有りのモデル専用
バー形状
三菱自動車オリジナル スチール(鉄)の四角いバー
THULE アルミのウィングバー
取付位置
三菱自動車オリジナル -フロント側のベースバーは、ルーフパネル先頭から330mm後方の位置。
(メーカーオプションのサンルーフのほぼ中央の位置となる)
-取付位置の変更はできない。
THULE -フロント側のベースバーは、センターピラーの辺りとなる。
-取付位置の変更はできない。
  • 二つの画像を重ねてみると、結構な差がある!


  • バー形状のみに気を取られて見落としがちなので、注意が必要。

取付位置は固定?

  • ところで、どちらも「取付位置の変更はできない」と明記されている。
  • 三菱自動車オリジナルのベースは、ルーフ上の4カ所の取付位置が決まっている。だから変更できないのは理解できる。
  • しかし、ダイレクトルーフレールに取り付けるTHULEのベースの位置も変更できないとはどのような理由なのだろうか?
    • ルーフレールなら、テールゲートやフィンアンテナに干渉しないように前後の位置を調整できると期待していた。
    • そもそも、前後位置を調整できるのがルーフレールの利点の一つなのに、なぜ位置を固定しなければならないのか?
  • ディーラーのサービスマンに取付マニュアルを見せてもらって、ようやくその理由がわかった。
  • アウトランダーPHEVのルーフレールには、ベースを取り付けるための専用の穴が空いている。
  • そして、ディーラーオプションのTHULEのベースにもピンが付いている。
  • ベースのピンをルーフレールの穴に差し込む位置でないと取り付けられないのだ!


ピンの必要性?

  • 確かに、ピンを差し込んで取り付ければ、ルーフレールへの取付は強固になるだろう。
  • しかし、前後の位置調整を犠牲にしてまで、そこまで強固に取り付ける必要があるのか?
  • 自分は過去10年以上、ピンなしのベースキャリアにルーフボックスを積んで走っていたが、
  • ベースが1mmたりとも動いた経験はないし、動いてしまった...と伝え聞いたこともない。

おそらく、ピンなし市販モデルで十分な性能なのだと思う。

市販キャリアの選択

  • という訳で、メーカーオプションのルーフレールの注文はしたが、ディーラーオプションのベースキャリアは注文しなかった。
  • 取付位置の自由を求めて、市販モデルから取付可能なベースキャリアを探すことにした。
  • ところが、GG2Wのルーフレールに正式に適合したベースキャリアは、現時点では存在しない...。
  • 但し、GG2Wではなく、GF7W・GF8Wに適合するベースキャリアは見つかった。

THULE|スーリー輸入代理店阿部商会公式サイト

問題なく取り付けられると予想した。

選択のポイント
  • アウトランダーPHEVの走行中は、バッテリー+モーター走行であれば異次元の静けさである。
    • 高速走行中はエンジンで発電しながら走ることが多くなるが、それでも相当静かな方である。
  • これまでレガシィ+スクエアバーで風切り音が気になったことはなかったが、
  • 静かになるほど風切り音に敏感になると予想し、スクエアバーでなく、ウィングバーを選択した。
  • フット外側にバーが飛び出た従来モデルの方が、使い勝手が良いのは経験上知っている。
    • 荷物を積む時に、飛び出たバーを手で掴んで身体を支えることもできる。
    • 飛び出たバーに一時的にスキー板などを載せておくこともできる。
    • ウィングバーエッジよりも積載可能な横幅が広い。
    • 少しでも車体の外側にルーフボックスを設置した方が、積み下ろししやすい。
  • アウトランダーのような背の高い車では、使い勝手の良さを考えておいた方がいいのだ。

ルーフボックスをどうするか?

  • 収納を考えれば、少しでも高さのあるルーフボックスにしたい。
  • しかし、アウトランダーPHEVは背が高い。(171cm)
  • 従来のルーフボックスでは、おそらく2.1mを超えてしまう...。
選択したルーフボックス
ルーフボックス TERZO (テルッツオ) ルーフボックス デザインルーフボックス シンメトリック ブラック EA500B
マルチクランプ TERZO ( テルッツオ ) マルチクランプ TERZOルーフボックス専用 4個入 EA200
      • マルチクランプ=terzoルーフボックスをウィングバーのような幅広のバーに取り付けるために利用する。
選択のポイント
  • 上記から考えると、一般的にはinnoを選択してしまうのだけど、
  • 過去20年近く自分がterzoを何の問題もなく使ってきた実績と、
  • シンメトリック モデルの前後対称のデザインに惹かれて、
  • terzo シンメトリックを購入してしまった。

取付作業

ベースキャリア
  • ルーフレール標準の穴の位置を避けて、少し前方に取り付けてみた。
    • ルーフボックスを積んだ時にフィンアンテナへの干渉を避けるため。
←後   前→

  • フットの間隔は78cmになった。(規定値=70cm以上)
  • 締め付けトルクの規定値は4Nmらしいが、トルクレンチないので勘。
    • 4Nm ≒ 回転半径1mのレンチの端に0.4kgの重りを吊るした締め付け力である。
    • 回転半径10cmのレンチなら4kg(2Lペットボトル2本)の重りを吊るせばいい。
    • 回転半径 5cmのレンチなら8kg
    • 回転半径2.5cmのレンチなら16kg
  • 以上の想像をして、付属のT字6角レンチのなるべく中心部を持って、100%の力で締め付けておいた。(大丈夫か?)
ルーフボックス
  • 屋根に乗せる時は、二人掛かりで作業した。(多分一人では無理)
    • かなり巨大(200cm×85cm)なルーフボックスなので。
  • ベースキャリア上でちゃんと持ち上げて動かさないと、ゴムのモールがよじれて悲惨なことになる。
  • ルーフボックスを載せる前に、ボルトとレールプロテクターを組み付けておく。
    • 載せてからやろうと思ったが、非常にやりにくい。
    • 素直に一旦降ろして作業した方が遥かに楽だった。
  • クランプをルーフ内側から外に向けて差し込んで、歯車形状の特殊ナットを締め付ける。
  • フィンアンテナへの干渉もなし。
    • おそらく、ルーフレールの標準取付位置でも干渉しないと思う。

車高

  • ルーフボックス取付後の車高を計算してみた。
  • 標準のPHEVの車高(最上部はフィンアンテナ頂上 or センターピラー周辺のルーフ)が171cm
  • PHEVルーフ面からベースキャリアのバー上面まで約10cm
  • terzo シンメトリックのレール底面から上部まで27cm
  • よって、171+10+27=208cm

最高でも2.1m以内には収まっているはず。